退職者 S.O 30代女性

業務を正確に行う力と「まずやってみる」姿勢が、転職後でも活かせています

旅行業界から未経験で経理職へ転身し、アークスリーで経理・給与計算の基礎を担当。
退職後は2度の転職を経て、現在は給与計算システムの導入や労務業務を担当しており、アークスリーでの経験が退職後にどんな役に立っているか詳しくインタビューしました。

大手旅行会社の店頭窓口にて、国内旅行・海外旅行・各種乗車券類の販売を行っていました。

前職の退職理由が年収の低さだったため、持っていた簿記の資格を活かしてジョブチェンジを検討していました。
未経験での採用がされにくい職種ですが、アークスリーでは未経験からでもスキルアップできるとのことだったので入社を決めました。

本社勤務の中で中小企業の記帳代行や年次決算、給与計算業務をメインで担当し、経理や給与計算の基本を学びました。

2つあります。
1つ目はアウトソーシングとして依頼を受けていた上場企業の月次決算業務。
タイトなスケジュールの中、少ない人数で多くの伝票を決められたルールで処理する必要があり、スピードと正確性を同時に養えました。
2つ目は上場企業に派遣され給与計算を行ったことです。
給与計算の基礎しか知らなかったため、慣れるまでにかなり苦戦しましたが、2000名規模の給与計算業務をこなせたことは自信に繋がりました。

顧客先へ派遣されている社員も多かったため、日常的な交流の機会は多くありませんでしたが、数ヶ月に1度開催される会社主催の交流会は、他の社員がどこの客先でどんな業務を行なっているのかを知る良い機会でした。

アークスリーのメリットともデメリットともなりますが、1つの会社で長く働くことがなかなかできなかったため、事業会社への転職を決意しました。

上場企業で学んだExcelやスプレッドシートを活かした業務改善経験は、転職の際に大きなアピールポイントとなりました。
また、経理と給与計算業務どちらも経験している点もプラスの評価となったと思います。

アークスリー退職後は2度転職しています。
1社目では、社労士がおこなっている給与計算や社会保険手続き業務を内製化するために、給与計算システムや人事システム、勤怠管理システムの導入を1人で行いました。
2社目はアークスリー時代に派遣されていた上場企業で給与計算業務や年末調整、退職金計算を担当しています。

アークスリー在籍時から、今の業務をより効率的に、正確に行うためにはどうしたら良いか考えていたことが、2つの転職先で役立っています。
アークスリー時代は初めて行う業務でたくさんミスをしましたが、ミスをするということはその改善策を考えることができ、リカバリーの方法も分かるということです。「まずやってみる」のスタンスで仕事に取り組む姿勢も、アークスリーで学んだかもしれません。

入社を検討している方へメッセージ

未経験から経理や給与計算など、管理部門の業務を幅広く経験したい人にオススメします。
本社勤務の場合はアウトソーシングで複数社の業務を受け持つことができ、顧客先での勤務の場合は比較的短期間でいろいろな会社を経験できるので、自身のレベルアップ、スキルアップまでの時間は他社に比べて短いと思います。